バストを支え、形を整える役目のブラジャーの「ワイヤー」。
実は、ワイヤーには、「U字ワイヤー」と「L字ワイヤー」の2種類あり、どちらにもメリットとデメリットがあります。
これからの下着選びで失敗しないように、2つのワイヤーの違いを勉強していきましょう!
U字ワイヤーとL字ワイヤーの違いと見分け方


U字ワイヤー | L字ワイヤー |
ワイヤーがUの字 | ワイヤーがLの字 カーブが緩やか |
前中心が高い | 前中心が低い |
カップが深め | カップが浅め |
胸の横と下から持ち上げる | 脇から中心へ胸を寄せる |
安定感がある | 圧迫感がない |
U字ワイヤーもL字ワイヤーも名前の通り、アルファベットのUの字とLの字を形をしています。
ワイヤーがU字なのかL字なのかを見分ける方法は、前中心(ブラジャーの真ん中部分)を見ると分かりやすいです。
前中心が高いのが「U字ワイヤー」・低いのが「L字ワイヤー」。
では、U字ワイヤーとL字ワイヤーのそれぞれのメリット・デメリットをご紹介していきます。
U字ワイヤーのメリット・デメリット

メリット
- 前中心が高いので安定感ある着け心地
- バストのトップに高さがでる
- 洋服を着たときにシルエットが綺麗に見える
- 横と下から持ち上げるからデコルテにふっくらボリュームが出る
- 種類やサイズが多い
デメリット
- 前中心のワイヤーがあたって痛く感じる
胸が大きい私たちのブラジャーは、U字ワイヤーのものが非常に多いです。
胸を目立たせたくないと思っても、U字ワイヤーだとどうしてもトップにボリュームが出てしまうんですよね・・・。
ブラジャーを平らな場所に置いてみると、カップに厚みや立体感がありますよね?
この立体感や、下と横から支えるU字のワイヤーによって、トップ部分にボリュームが出やすいのです。
そのため、胸を小さく見せたい場合は、「小さく見せるブラ」を使うことでボリュームを抑えることができます。
同じU字ワイヤーでも「小さく見せるブラ」はカップ部分の厚みが少なく、トップにボリュームが出にくいように作られています。
L字ワイヤーのメリット・デメリット

メリット
- 前中心が低いので真ん中のワイヤーが当たりにくい
- カップが浅めで身体にフィットするから浮きにくく動きやすい
- カップ台が少ないので締め付け感や圧迫感がない
- 脇から中心にグッと寄せるので谷間ができやすい
- トップの高さが出にくく、脇がすっきり見える
デメリット
- 胸が大きい人が着けるとズレやすかったりはみ出にくい
- Gカップ以上のものがほとんどない
谷間にボリュームがいくので、胸の高さが出にくいのがL字ワイヤーの特徴です。
ですが、サイズ展開が少ないのがデメリットです。
「L字ワイヤー Iカップ」と調べても、ほとんどヒットしませんでした。
Gカップまでの場合は種類が豊富で、特にピーチジョンから可愛らしいデザインのL字ワイヤーのブラジャーが販売されています。
胸が大きい人はU字ワイヤーとL字ワイヤーどっちがいい?
Gカップ以上の場合は、U字ワイヤー
Gカップ以上の場合、L字ワイヤーのブラジャーがほとんどありませんのでU字ワイヤーのブラジャーを選ぶしかありません。
ただ、最近では(U字ワイヤーのものばかりですが)、以前よりもブラジャーの種類が豊富になってきましたよね。
Iカップの私でもブラジャー選びが楽しくなってきました。
今ではU字ワイヤーでも、カップに厚みが少なく、高さが出にくいもの(小さく見せるブラ)も販売されています。
購入する前は、「カップの厚さ」を見るようにしましょう。
- カップがしっかりしていて厚みがあるものは、高さが出やすい。
- カップが薄くて厚みが少ないものは、高さが出にくい。
といった違いがあるので、購入前にしっかり見ておけば失敗しません。
Gカップ以下の場合は、U字ワイヤーorL字ワイヤー
U字ワイヤーの前中心部分が当たって痛く感じる人は、L字ワイヤーのブラジャーを試してみましょう。
Gカップまでなら、L字ワイヤーのブラジャーの種類が豊富なので、お店で試着してみてください。
実際に試着することで、U字ワイヤーorL字ワイヤーのどちらが自分の身体にフィットするか分かります。
自分の身体に合ったワイヤーを選ぶのが1番です。
まとめ:自分の体型に合ったワイヤーを選ぼう
L字ワイヤーであなたのサイズがある場合、一度試着してみるのがおすすめです。
U字ワイヤーとL字ワイヤーの2種類のブラジャーがあれば、例えば、
ぴったりめのニットを着る場合は、シルエットを綺麗にするためU字ワイヤーのブラジャーを選ぶ。
など、洋服と下着をセットで楽しめるようになります。

私は残念ながらサイズがありませんので、いつか販売されることを願いつつ楽しみにしておきます👏
もし、IカップのL字ワイヤーブラを見つけたら、「あったよ!」と教えていただけると嬉しいです\( ˆoˆ )/✨
また、「こんなの見つけたんだけど、買うのが不安だから試してみてほしい!」などありましたら、いつでもコメントや、お悩み相談室」(掲示板)や、LINE@、メール、TwitterのDMなどからご連絡ください。